英国とも呼ばれるイギリス。世界でも22位の人口を有しており、その国名を知らない人はいないのではないでしょうか?
実は長崎の人はイギリスを食べたことがあるそうです。しかし調べてみると長崎人が英国を食べる?ということではないようです。
では、いったいどういうことなのでしょうか?

 


【イギリスを食べる長崎人】
長崎人が食べている「イギリス」は、英国のイギリスではなく、食べ物のイギリスだそうです。
イギリスは、乾燥させたイギスを米のぬか汁や大豆のゆで汁などで煮溶かし、人参・魚・ピーナッツなどの具を練りこみ、ようかんのような形にして固めたものです。イメージ的には海藻を固めて作った寒天のようなもの。
冠婚葬祭などのおもてなしの席でよく出されるので、長崎県民なら一度はたべたことがある郷土料理なんだそう。

イギリス

(出展元:合資会社 本田商店)

 


【イギリスがイギリスと呼ばれる理由】
でもどうして「イギリス」という名前が付けられたのか、気になりますよね?その理由は、原材料の海藻「イギス」がなまっただけだそうです。
英国のイギリスとはまったく関係がないんですね。

 


【イギリスを食べられる場所】
そんな面白い郷土料理「イギリス」があるのは、長崎の島原半島です。
島原半島は雲仙温泉をはじめとした温泉に恵まれており、一部は雲仙天草国立公園に指定されています。また「島原半島ジオパーク」として、日本では最初のジオパークに認定された地域なんですよ。

<島原半島ジオパークとは>
島原半島ジオパークとは、世界でも有数の活火山である雲仙火山を有する世界ジオパークです。雲仙火山は今まで3回の噴火を起こしたことで、人々の暮らしに大きく影響を与えました。しかし人々は繰り返し生じる噴火に向き合い、何度も復興し、雲仙火山の恵みを活用しながら生きてきました。そんな「活火山と人との共生」がテーマのジオパークです。

島原半島の中でも中心となる地域が島原市です。

島原市は島原城や武家屋敷といった城下町の街並みが残っているので、観光地として人気があります。高速船やフェリーで熊本県熊本市や福岡県大牟田市と結ばれているので、関係も深いようです。

イギリスを食べるために観光に訪れるのもいいですが、住むのにもお勧めの地域なので、お引越しも考えてみてはいかがですか?